整体院は資格を取得しないと開業できないわけではありません。経営者として整体師を雇って運営していく方向になりますが、現実的に経営者として最初から行っている方は居らず、まず自身が整体師として働き独立開業していくのが一般的です。自身も施術するのでスキルアップは必須ですが、そのスキルを証明する資格を得る事は、将来整体院を開業した際に他の整体院や治療院との差別を図ったり独自性を出す事に一役を買います。整体師の関連資格では国家資格の柔道整復師やはり・きゅう師が挙げられます。これらは上位で国家資格であり、取得には3年以上の養成学校入学と卒業後の国家試験合格を要します。取得まで期間の長さや学費の工面もあり、整体院を開業する事を目的にする方には合いません。業界では癒しを売りにする事がニーズも高く発展傾向です。よってカイロプラクティックやリフレクソロジーなどのリラクゼーション関連のスキルアップ資格を取得する整体師がほとんどです。整体師は民間資格であり、それ単体では上位の柔道整復師や関連資格でニーズも高い癒し系資格より劣ります。整体院に関連する治療院は非常に多いので、他との差別化の為にこれらも取得しておくと整体院経営に役立ちます。